2.DAISY図書の作成

1.文書ファイルの保存

 最初にDAISY図書に変換するWordの文書をWord 2007の形式(拡張子docx)で保存します。

※ docxという拡張子は、実態はxmlファイルなどを圧縮(zip)したものです。拡張子docxをzipに変えると、中身を見ることができます。なお、ファイルが壊れる危険性もあるので、各自の責任で行ってください。
Save As DAISY実行画面

2.DAISY XMLに変換

 次に、ファイルメニューまたは、ツールバーからSave As DAISYをクリックして、DAISY XML(from Single docx)を選びます。

 メニューの下にあるFull DAISY (from Single docx)では、DAISY3のDAISY図書が作成できます。

 ただし、現時点でAMISは対応できていないようです。Settings

 

 私の環境では、Full DAISY を選んでも、マニュアルに書いてあるような、DAISY2.02対応のファイル(ncc.html)はできませんでした。

なお、左図のような設定で、実行しました。Settingsはツールメニューのトンカチマークです。









3.タイトルなどの入力

 Initializing Translationという表示が画面に現れます。しばらくすると左図のダイアログボックスが表示されます。

 それぞれの項目は自動てきにはいりますが、必要なら変更します。Titleは必要です。

 

DAISY Translator

4.作成されたxmlファイルの修正

 3で作成されたxmlファイルをそのままDAISY Pipelineで使うと、音声が英語のなり日本語の部分が読まれないという結果になってしまいます。そこで、3で作成されたxmlファイルをメモ帳などのテキストエディターで開いて、修正します。

●xmlのファイル先頭
<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?><?xml-stylesheet href="dtbookbasic.css" type="text/css"?><!DOCTYPE dtbook PUBLIC '-//NISO//DTD dtbook 2005-3//EN' 'http://www.daisy.org/z3986/2005/dtbook-2005-3.dtd' >
<dtbook xmlns="http://www.daisy.org/z3986/2005/dtbook/" version="2005-3" xml:lang="en-US" > ←この部分の"en-US" を "ja-JP" に変更

 また、次の部分も修正します。
<meta name="dc:Language" content="en-US" /></head>←この部分の"en-US" も "ja-JP" に変更

5.DAISY Pipelineの実行


 次に、スタートメニューからDAISY Pipelineを選んで実行します。
一番最初に立ち上げたときは、以下の画面が表示されます。

Pipelineの実行

Pipelineメニュー

6.New Job Wizard

 メニューからPipeline Jobを選びます。

 ウイザードが実行され、TTS Narratorを選択して、Nextをクリックします。
Select Script

 Input DTBook file にはSave As DAISYで作成され修正したxmlファイルを指定します。
Outoput directory(出力先フォルダ)には、作成されたDAISY図書を入れるフォルダを指定します。上の2つを指定したら、Finishをクリック。

Pipeline Wizardの画面

7.Jobの実行

 実行ボタンを押します。
 エラーがなければこれで、DAISY図書は作成されました。
先ほどの、出力に設定したフォルダにdaisy202とz3986のフォルダができます。
daisy202のものがDAISY2.02のDAISY図書です。z3986のものは、DAISY3.0のものです。


実行


実行画面

7.DAISY図書の再生

 AMISまたは、LPplayerで、daisy202のncc.htmlを開けてみてください。

AMISによる再生


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