文部科学省が表記のアンケートを実施することになりました。

これは
特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議

の資料として使われるそうです。
この会議の趣旨は
特定分野に特異な才能のある児童生徒については、例えば、米国等においては「ギフテッド教育」として、古典的には知能指数(IQ)の高さなどを基準に領域非依存的な才能を伸長する教育が考えられてきたが、近年ではこれに加え、領域依存的な才能を伸長する教育や、特異な才能と学習困難とを併せ持つ児童生徒に対する教育も含めて考える方向に変化している。
我が国においては、これまでもスポーツや文化などの分野で学校外において特異な才能を伸長するシステムが作られてきている一方で、特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する教育に関し、学校(※)において特異な才能をどのように定義し、見いだし、その能力を伸長していくのかという議論はこれまで十分に行われていない状況にある。
このような状況を踏まえ、学校においては、特異な才能のある児童生徒も含め、「個別最適な学び」を通じて個々の資質・能力を育成するとともに、「協働的な学び」という視点も重視し、児童生徒同士がお互いの違いを認め合い、学び合いながら相乗効果を生み出す教育が重要であり、「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(令和3年1月26日中央教育審議会答申)や規制改革実施計画(令和2年7月17日閣議決定)等においても、このような児童生徒の指導や評価の在り方等についての検討が求められているところである。
これらを踏まえ、特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等について専門的な検討を行うことを目的として、「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」を設置する。https://www.mext.go.jp/content/20210726-mext_kyoiku02-000017063_001.pdf
とのことです。
これを見て思いだしたのはこちらの中邑さんのインタビュー記事
東大先端研のプロジェクトは、子供を変えるのではなく社会を変える挑戦…中邑賢龍教授インタビュー<前編>

子供たちに必要なのは「リアリティ」と「自分の無力さを気付かせる時間」…中邑賢龍教授インタビュー<後編>

後編の中で中邑さんがギフテッドについて
「ギフテッド教育」は早期教育ではない
として
すべての子供には天賦の才能がある。だから芽が出るまで放っておきましょうというのが「ギフテッドの本質」です。
と述べています。
さて、このアンケートどんな意見が集まるのでしょうか。
政策的な意味合いが高いので、中邑さんのような捉え方は受けられないのかもしれませんが、重要な提起であることはたしかですね。
最近思うのは、教員向けには常に変わり続ける環境を見ながら学んで欲しいと伝えますが、子どもたちに対してはどうなのだろうと。
私の関わるのはとても障害の重い子どもが多く、彼ら自身が大きく成長したり変化するのはとてもたいへんです。
なのに、変わらないとと子どもにはいえない。
今ある状態が素晴らしいという事もある。
そんなことを考えます。


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