【野口さんのXより】【報告・第6回特別支援教育WG&論点整理のポイント版リリース】

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1月19日(月)に文部科学省で教育課程部会 特別支援教育ワーキンググループ(第6回)が開かれました。

参加された野口さんがXやFacebookで報告されています。

勝手ながら、Xでの記載を転載させていただきます。

 

【報告・第6回特別支援教育WG&論点整理のポイント版リリース】
1/19に第6回特別支援教育WGが開催されました!
毎回踏み込んだ発言をしている認識があり、大体終わった後は「言い過ぎたかな…」と少し凹むのですが、多くの方からポジティブなフィードバックをもらいありがたいです。
今回は、学校基本調査から特別支援学校が排除されていた件について説明があり、R8の予算の説明、その後事務局から今回の検討事項として、①知的障害教科における目標・内容の構造化について、②特別支援学校高等部充実に向けた方策 について提案がありました。
資料はこちら⇒

教育課程部会 特別支援教育ワーキンググループ(第6回)配付資料:文部科学省

検討事項に対する私の発言は以下の通りです。
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・一木委員から、前回の指導要領改訂にあたって知的障害のある子どもを対象とした教科と小学校の教科との連続性が示された点についてふれられ、10年先を見据えた時に、どこが小学校と同じでどこが異なるのか、といった整理が必要である、と意見があった。
・現在、すでに知的障害のある多くの子どもが地域の小中学校にも在籍していることを踏まえた時、各小中学校の教育課程との連続性を踏まえて、どのような教育課程の編成ができるのか。その点を先生たちにとってわかりやすく示せるような構造にするべき。
・教育課程企画特別部会で「中核的な概念」(改め「高次の資質能力」)について議論をした際、多様な子どもたちのアクセスを踏まえたbig ideaとしての概念、との説明があった。部会の石井委員からは「ゴールテープを広くとることによって多様な子どもたちがアクセスできるようにする」と説明しており、非常にわかりやすかった。その説明だと、知的障害のある子どもも含めてすべての子どもに共通する中核的な概念を作成していくのが望ましいと思ったのだが、それは難しいのだろうか。教科によっては可能なのか。共通させられるところは共通させるべきではないか。もし現在各教科WGで話し合われている高次の資質能力に知的障害のある子どもが想定されていないのであれば、むしろそちらを変えていくことも含めて検討する必要があるのではないか。
・特別支援学校の高等部の質向上については、前回の話にもつながるが、何のための特別支援学校高等部の質の向上、魅力化なのか、を問いたい。普通高校をインクルーシブ化をせずに、特別支援学校高等部の魅力化に取り組むことは、さらに支援学校高等部に通う子どもを増やすことにつながるが、それでよいのだろうか。インクルーシブな学校運営モデルとも重なってくるが、やはり高校をいかにインクルーシブにしていくか、という話とセットで進めていく必要があるのではないか。
さらに、今日の発表について、高等部において一人ひとりの職業的スキルを高める、という観点に偏っていないか。高等部の子どもたちについても、共生社会の担い手、という観点がより必要なのではないか。特別支援学校高等部に通う子どもも、高校に在籍する障害のある子どもも、(もちろん障害のない子どもも)、どのようにして共生社会の担い手になっていくのか、考える必要がある。特別支援学校高等部に通う子どもたちは、障害のない人と共生することをどうやって学ぶのでしょうか。
例えば、必要な合理的配慮を自ら試行錯誤して知る機会も重要であろう。今後の自立活動の在り方とも関わる。
場に応じて場ごとに質を向上させるといった方針ではなく、場に関わらず、つまり前回提案がなされた普通高校における知的障害のある児童生徒への柔軟な教育課程においても、どのように質を保障していくのか、について検討していくことが重要であろう。
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ちょうど昨日「論点整理」のわかりやすいポイント資料ができたとのこと、こちらも合わせてぜひご覧ください!

教育課程企画特別部会における論点整理について(報告):文部科学省

転載元はこちら

https://x.com/akinaln/status/2017149908235801072

特別支援学校高等部は、特別支援教育制度になってから肥大化の一方です。

これは、特別支援学校が認知され、その教育が認められた面もあるかもしれませんが、

本来なら、高等学校に行けたかもしれない子どもが特別支援学校に追いやられている実態もあるでしょう。

私の感覚では、特別支援学校はとても頑張っている。

この前行った香川大学教育学部附属特別支援学校などもそうでした。

しかし、その時に校長の坂井さんが言っていたのは、これまでインクルーシブから排除されてきた学校だからこそ、インクルーシブを訴えなければならないとのこと。

つまり、変わらなければならないのは、通常の教育の側

これまでの学習指導要領では、高い到達目標を求め、それにこぼれ落ちる子どもは排除されてしまう可能性がある。

積み上げ式でより多くのことを学ぼうとするのではなく、基本的な事を絞り、それ以上の事については、多様なオプションが用意されていくべきなのではと思います。

そうなると、余計格差が生まれるのではという意見もあるけど、それ以前にすでに格差を作っているんじゃないのかと思うことがあります。

学びのコアが何なのか、これは、特別支援教育側にこそ示すキーがあるように思います。

野口さんには引き続き頑張ってもらいたいです。

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