
iPadのアクセシビリティ機能の中にカラーフィルタというのがあります。
説明には
カラーフィルタは、色覚異常のユーザが色を識別するのに使用可能で、ディスプレイ上でテキストを読むのが難しいユーザの助けになります。
とあります。
わたしもよく、アクセシビリティ機能の説明でこれを紹介してます。
ところがここで書かれている
色覚異常
という言葉は最近変わったようです。
そのきっかけはこちらの記事。
https://game.asahi.com/article/13739246
ぷよぷよといえばよく知られたゲームですが、このゲームの色を変更できるようにしたそうです。
その説明に、
色覚多様性
という言葉が使われていました。
調べてみるとこんな記事が。

”色”の見え方は人それぞれ違う!?『色覚多様性』とは
普段気にすることなく見ている様々な”色”。実は人それぞれ”色”の見え方は違っているのをご存知ですか?今回のHutPRESSでは”色の見え方”から、個々の『色覚多様性』についてご紹介致します。
ここには
色を感じる細胞、錐体細胞の働きによって様々な色を感じるわけですが、中には特定の錐体細胞の働きが弱い方や、機能していない方もいらっしゃいます。かってはそうしたことを『色盲』・『色弱』・『色覚異常』と言っていました。
ですが、実際には日本人の男性で5%、女性で0.2%(西欧の地域では9%も)おり、日常生活に大きな不便さもないことから2017年9月に遺伝学会の用語改訂で『色覚多様性』とも呼ばれるようになりました。
とありました。
2017年の9月からなので、私がこちらの記事を書いた後だったようです。

20人に一人の男の子には色覚障害があるといわれている。そのためにも知っておきたいカラーUD支援ツール「UDing」
Facebookで色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法というサイトを紹介してもらいました。サイトを拝見したところ,ご自身も色覚に困難さをお持ちの方が作成されたサイトだとのことです。文部科学省が色覚検査に関して,1年ほど前に通知
以前にも書いていますが、学校の中では相当数の見え方の違う子どもがいますので、そういった配慮を多くの人がすることはとても大切ですね。


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