はじめに
いつものように、過去記事の転載です。
元記事はこちら
AACアプリProloquo2GoとProloquo4Textを駆使してコンテストで優勝したコメディアンの動画

1年半ほど前にこちらで紹介した
遠隔コミュニケーションをしながら考える「意思決定支援」

脳性まひのコメディアン「Lost Voice Guy」がコンテストで優勝した記事

ですが、これのYouTube動画に日本語の字幕を付けた方がいらっしゃいました。
やはり、英語だけだとニュアンスは分かっても、細かい言い回しなどがよく分からなかったのでこれを見て理解できました。
さて、彼が使っているのはProloquo2GoとProloquo4Textです。
Proloquo2Goについては、日本円でも3万円するんですが自腹で買ってしまいました。
Apple製品を活用した教育事例で紹介されているアプリ

ですが、テキストバージョンの方は日本語化がされていないので、人に紹介することも出来ないし海外旅行の時に使うか、英語の勉強の教材ぐらいなのでちょっと躊躇します。
アプリはそれぞれこちら


ブログの古い記事を探すと8年ぐらい前から紹介していましたね。
iPadのスイッチ入力 多くの人に「声」を AACアプリProloquo2Goの場合
AACアプリとしての草分けのProloquo2Goはスイッチアクセス可能になっていたようだ
ここで紹介したjalpsjpさんの記事は引っ越ししたのでこちらに
お道具箱日記

さて、最初の動画に話は戻りますがこの方のように自分の声としてAACディバイスが使えるようになる人はなかなかいないかもしれません。
即時性のコミュニケーションでは国を問わず「間」が必要に思います。
それを聞く方が待ってくれるとは限らない。
彼はそれを笑いの種にしています。
面白いのは11分38秒あたり、彼がバーで飲み物を注文するか断るかをタイピングしている間に次の飲み物が来てしまったという下りがあります。
ある意味、特別扱いをせず遠慮がなくっていいのかもしれませんが、そういうことって日常にありそうですね。
私が海外に行って翻訳アプリでコミュニケーションをとろうとすると、やはりあからさまに迷惑そうな表情をされることもありますから。
健常者でさえそうであるとすれば、障害のある人と上手なコミュニケーションをとるというのは、とても難し事なのかもしれません。
やはりそれは
双方向
なのでしょう。
受け取る方も発信する方も練習が必要に思いますし、経験がとても大切。
多くの場合はどちら側も
余裕がない
のかなと私は感じます。
相手を認めるのも、認めてもらうのも精神的な余裕がない人は厳しく接するように思います。
確かに、世の中は急送に進んで行っていますが、急ぐのはAIや機会に任せ、人と人との関係やもっと余裕があるといいのになと感じます。
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