昨日、文部科学省は「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」有識者会議を開きました。
「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」有識者会議(第1回)の開催について:文部科学省
これは2002年、特別な教育的ニーズのある児童生徒の実態を把握するために全国5つの地域の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒4万人を対象にLD、ADHD、高機能自閉症の実態調査を行って以来10年おきの3回目の調査となるようです。
こちらに会議資料がありました。
「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」有識者会議(令和3年度)会議資料:文部科学省
資料によると
通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒の実態と支援状況を明らかにし、今後の施策の在り方等について検討していく必要がある。そのため、適切な調査手法等について検討を行うため、有識者会議を設置する。
として
令和4年1~2月に調査を実施。12 月頃までに集計・分析し、公表する。
というスケジュールで
全国の公立の小・中・高等学校のそれぞれ 600 校を抽出し、小・中学校においては各学年 10 名(男女5名)、高等学校においては各学年 20 名(男女 10 名)を抽出。なお、標本抽出方法は平成 24 年調査と同様に層化三段確率比例抽出法。
が対象となるそうです。
2002年が6.3%
2012年が6.5%
という数字が出ていましたが、どうなのでしょうね。
あまり数字だけが一人歩きをするのはよくないことではありますが、実態を把握することはとても重要だと思っています。非常に興味深いところです。
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