
特別支援学校高等部を卒業した生徒たちが、卒業後に多く離職しているというお話を聞くことがあります。
適切な就職先ではなかったのか、アフターフォローの問題かもと思います
そこで、本当にそうなのか気になったので、統計情報を調べてみました。
国立特別支援教育総合研究所のこちらの論文を見たところ
研究紀要・特総研ジャーナル・NISE Bulletin - 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
国立特別支援教育総合研究所研究紀要 第44巻 [4M pdfファイル]
特別支援学校(知的障害)高等部卒業後の生徒に対する職場定着支援 -職場定着支援からみた職業教育の在り方-
卒業後3年いないでの離職者数は34.9%とあります。
比較対象とする高校生の卒業後の離職者数はこちらを見ると
新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します
同じ年で40.0%
2021年では38.4%
とあり、特別支援学校がことさら高いとはいえない(高校生全体に比べれば低い)ということが分かります。
まあ、それでも3年以内に3分の1が離職するのですから大変なことだとは思います。
ついでに新卒教員の離職率を調べてみました。
こんな記事があります。

教員の離職率と精神疾患による休職者の割合は民間に比べて高いのか|TSUJIMOTO Tsutomu
離職率 都教育委員会は24日、昨年度の新規採用教員のうち1年以内に離職した教員の割合が4・9%に上ったと明らかにした。3年連続の増加で、記録の残る2014年度以降で最も高くなった。 新人教員の4・9%が1年以内に離職…3年連続の増加に都教委...
これは1年以内で4.9%ということなので,
先ほどの大学卒業生の1年以内での離職者数を見ると10.9%(2023年)なので、全体から比べると低い値です。
ブラックだとかいろいろありますが、教員の方がまだ良いようです。


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