林 信行氏の記事に見る障害者のための技術が健常者をサイボーグ化すること

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古くからのMacユーザーなら林 信行氏を知らない人はいないだろう。

Mac関係の雑誌では必ず、目にした名前である。

その林さんがとても興味深い記事を書かれていました。

障がい者を支えるテクノロジーの進化と、サイボーグ化していく人類について、ITジャーナリスト林信行が考察する。

障がい者を支えるテクノロジーの進化と、サイボーグ化していく人類について、ITジャーナリスト林信行が考察する。|Pen Online
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最初の部分でホーキング博士の「自己設計進化」という言葉が出てくる。

これは

「遺伝子操作の技術が進めば、当初の目的である病気予防のための試みが、いつしか他人よりも優れた遺伝子の創造、たとえば、より長生き出来る遺伝子などを生み出す方向に向かうのではないか」

という警鐘のことだ。

思い出すのは攻殻機動隊の世界

パラリンピックでも陸上選手の義足は私たちの力を超えようとしています。

まだ、スポーツの世界なら平和ですが、そうではなく兵器としての人間を作ったり、するととてもきな臭くなりそうです。

つまりは,テクノロジーを私たちはどう使っていくかの倫理観が問われてくる。

林さんは

そこに資本主義がまかり通っている限りは、有力者の傲慢がもたらすディストピア的な世界が訪れるのではないか。

との心配をしています。

翻って、学校でのICT活用も、そういったことを考えなしにおこなっていく可能性も出てくる。

だからといって止めることはできませんが、問題を内在してることを心に留めながらやりたいものです。

 

さて、この記事ではAppleの古い本について触れられています。

この本、手に入れたいですね。

とても興味深いです。

また、Proloquo2Goの動画についても紹介していました。

少し長い文章ですが、ぜひご覧ください。

 

 

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