文部科学省の来年度の概算要求が出ました。

これを見るとICT関連やAI関連の内容が目立ち、今後の国の方向性が分かります。
それらについても書きたいのですが、とりあえず、特別支援教育についてだけ抜き出します。
この中でICTを活用した指導の充実ではこのようなことが書かれていました。
(4)ICTを活用した指導の充実
◆ICT を活用した障害のある児童生徒等に対する指導の充実 74 百万円(100百万円)
①ICT 端末における著作教科書活用促進事業
文部科学省著作教科書(特別支援学校用)と連動したデジタル教材(動画資料等)を作成し、障害の特性に応じたICT端末の効果的な活用の在り方について研究を実施する。
・委託先:教育委員会、大学、民間団体 ・箇所数:4箇所
②学習障害のある児童生徒等に対するICTを活用した効果的な支援に関する実践研究
(「発達障害のある児童生徒等に対する支援事業」の内数)(※再掲)
文部科学省著作教科書というのはいわゆる☆本といわれるもの。
これのデジタル化については、「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議 報告」で掲げられているものですので、ここ数年実施されています。
新規なのが、学習障害のある児童生徒等に対するICTを活用した効果的な支援に関する実践研究ですね。
再掲とあるので、その元となるのは
(2)発達障害のある児童生徒等への支援
◆発達障害のある児童生徒等に対する支援事業(拡充) 120 百万円(50百万円)
①発達障害のある児童生徒等に対する就学前からの切れ目のない支援体制 構築事業(新規)
・「5歳児健康診査」の結果を有効に活用するなどして、発達障害のある幼児児童等に対する就学前からの早期発見・早期支援、円滑な就学や就学後の適切な支援、不登校の未然防止等、切れ目のない支援体制を構築する。
・ 就学前の診断が困難とされている学習障害児に対するICTを活用した効果的な支援について実践研究を実施する。(※)
・委託先:教育委員会、民間団体等 ・箇所数:10箇所(幼稚園段階)、10箇所(小学校段階)、2箇所(民間団体等)
だと思われます。
就学前の子どもへのICTを活用した支援なのですね。委託先の記述の中身からすると民間団体等へ委託をするのでしょうか。
どのな事が期待されるのか気になります。
まあ、概算要求なので財務省の査定でどのくらいに落ち着くか分かりませんが、国の方向性を知る意味では貴重な資料です。




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