ユニバーサルデザインとバリアフリー、アクセシビリティとアシスティブテクノロジー

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仕事がらユニバーサルデザインという言葉は良く聞きます。

また、製品としての

UDフォント

UDブラウザ

UDトーク

はとてもよく使わせてもらいます。

そんな折に、前に紹介したネスコプラズムさんがTwitterにちょっと刺激的な投稿をされました。

 

以下その引用

先日、ユニバーサルデザインの研修をした中で、フォントの話も少ししました。
UDデジタル教科書体が、教育現場で、ちょっと過大評価されてるんじゃないかと思ってることをまとめました。
エビデンスのない私見ですが、そもそもモリサワのエビデンスにない評価までされてる気がしてまして。

これにプラスして4つのスライドを投稿されています。

引用元はこちらの投稿から

さて、これについては「なかのひと」からのコメントももらったようです。

大切なのは

使っていれば安心

ではないと言うことだと思います。

よく見かけるのは、教科書などに見られるカラーユニバーサルデザイン

もちろん、それを意識しているのと意識していないのではまったく別の次元ですが、以前デジタル教科書の研究をしていたときにカラーユニバーサルデザインのマークが付いている教科書を見たときに、

これ本当?

と思うぐらい、デザインフルで見にくいなぁと思えるものがありました。

ある程度の認証を通ってしまえばいいのだろうけど、それって誰でもいいわけじゃないはず。

見にくいものもあるでしょう。

ですので、ネスコプラズムさんが指摘するように上手な使い方をしないとフォントが生かされない。

ちなみに、追加でこんな投稿をされています。

じゃあ、どうすればということで、N-Bを文章に使うのだけやめればいいのではないかと・・・。
自分は、Bで書かれた文章を読むのにすごい苦労します。
ちなみに、Windows10には入ってませんが、UDデジタル教科書体には、Bより太いHと、BとRの間のMがあります。

そしてもう一つ大切な指摘がこれ

結局、ゴシック、明朝、教科書体なら、選べる太さが重要かと。
ネットには無料でウェイトが選べるフォントがあるので、使ってみるのがお勧めです。
あとは、人によって違うので、生徒に読みやすいフォントを聞いてみるといいと思います。
単なる視認性だけでなく、可読性や判読性の観点も入れて。

本人の意見を聞かずに

これは見やすいフォントだからこれを使うように

なんてことになったら、本末転倒ですね。

いろいろな見え方があるから特別支援なのであって、調整して合わせることが出来るのであれば支援の必要も無い。

さて、基本に立ち返って

ユニバーサルデザイン

ってなに?

ということですが、以前こんな投稿を書きました。

ユニバーサルデザインとAT
6月に某国で合理的配慮としてのAT活用について話をすることになりました。日本語で書いたものを現地語に翻訳してもらうので、プレゼンデータを大急ぎで作っているのですが、その中の挿絵として上記の絵が浮かびました。これの元ネタは明治図書の「LD,A

また、LITALICOさんがとても分かりやすい解説を書かれていますので、それも引用。

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!【LITALICO発達ナビ】
ユニバーサルデザインは、障害の有無や年齢、性別、人種などにかかわらず、たくさんの人々が利用しやすいように製品やサービス、環境をデザインする考え方です。1980年代に登場した言葉ですが、さまざまな環境や製品にこの考え方が応用されています。この...

このLITALICOさんの文章の中で書かれている「ユニバーサルデザインの7原則」というのはとても有名なものなので、多くの人がごぞんじだとは思いますが、転載しますね。

1.誰であろうと公平に使えること

2.使う上での自由度が高いこと

3.使い方が簡単でわかりやすいこと

4.必要な情報がすぐに理解できること

5.うっかりミスができる限り危険につながらないこと

6.身体への過度な負担を必要とせず少ない力でも使えること

7.使いやすい十分な大きさと空間が確保されていること

これもLITALICOさんのところに書いてありますが、このすべてを満たさないといけないということではないことと、利用者中心で本人の意見を尊重すること。

それ無しに考えてはいけないということですね。

繰り返しになりますが

UDフォントにしても、UDブラウザやUDトークにしてもパーフェクトではない。

でもその製品の裏に流れる思想は共通しているはず。

誤解してしまいがちなのは、それを使っていれば大丈夫と思ってしまうことでしょうね。

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