先日、学生の教育実習校への研究授業訪問があり、水戸まで行ってきました。
そこで、せっかくなので一度は行きたかった山ねこ工作室に訪問しました。
山ねこ工作室の魅力は無口ですが技術力がある山ねこさんと、技術よりも社交性でいろいろな人とのつながりを広げてくれるかりんさんがタッグを組んでいることです。
私たちはどうしても、技術はあるけど現場につながっていない人を見かけます。
もったいないな、と思うことが多いし、間違った方向に進まれる人を見ることがあります。
しかし、山ねこ工作室さんはお二人の協力関係が素晴らしく、良いところで補っているという事を思います。
それをよく表しているのがこちらのブログです。
利用者のニーズをしっかり聞き、作りっぱなしにしないことがよく分かります。
先日お伺いしてすごいなと思ったのは、キリンのスイッチ
タッチスイッチなのですが、あるお子さんにこれを提供したときはカバーが無いただのスイッチだったそうです。
しかしお母様からいただいたちょっとしたコメントで子どもが押したくなるようにカバーを用意したとのこと。
こういった発想は、単に技術だけを提供していると分からない発想です。
もちろん、技術は大切です、しかしある方から、実費だけで無く本当の料金をお支払いしたいといわれたところ、金額は三桁から四桁違いますよとお答えしたそうです。
企業でやったらそうでしょうね。
こういった方々が地元で支援を必要な人を支えているとするは素晴らしいなと思いました。
最後に
畠山さんの言葉を紹介します。
NHKがマジカルトイボックスの取材をしたときに畠山さんがおっしゃった言葉です。
技術が先にあるのではなくて
その人自身が何をやりたいのか
というのが先にあって
それに対して私たちが技術で
どう答えていったらいいか
たとえばあるいみ「踏み台」の
ようなものかもわからないです。
その人にとって必要な踏み台を
技術っていう形で提供して
その人が何かしらステップアップしていく
その時にステップアップした後は
技術は使われなくなってもいいと思うのですね
やはり今、その人にとって必要な技術を
適切に届けていけたら
というのが理想ですね。
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